2023年11月11日

日本年金学会からの論文寄稿依頼のメール受信について


過日 10月26日 (木) 東京都中央区 JJK 会館において 日本年金学会 第43回総会において 自由論題の 研究発表「 障害年金の支分権の消滅時効の運用は違法と考察する」を 無事済ませてきたのであるが 今週 11月 9日 (木) 事務担当者から この件に係る学会誌への 論文の 寄稿依頼のメールが届いた

研究発表は テンプレート5枚もので 行ったのであるが 論文は 同様の テンプレートで 10枚まで 許容されている

5枚ものでは 発表時間との関係もあるし 書くべき内容が かなり制限されていたが 今度は 書くべき 必須事項については 一通り 書けるように 感じている

締切は 来年1月15日(月) までで 約 2カ月 ほど の期間が許されているが 先行研究について もう少し広く深く調べる必要があるので この期間は 長いとは言えない

その後の 予定は 4月下旬に発行される予定の 学会誌への掲載であるが これが 無事 完了すれば いよいよ 全国社会保険労務士会連合会から 厚生労働大臣 に対する 意見の申し出に 進むことになる

その前段階としては 愛知県社会保険労務士会から 全国社会保険労務士会連合会に 意見具申する 工程があるが これについては 愛知県会の 会長及び関係 幹部は 了解済みであるので 難しい ことは残っていない

色々な事件が舞い込んできて 忙しい日々 となるが どちらもおろそかにできないので 健康に留意し 万全の体制で 望む覚悟である
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 07:49| Comment(0) | 13 社会・仕組み

2023年11月04日

「2カ月は待てない」と言われた被告の準備書面の提出期限


10月25日 (水) 係争中の 障害年金 支分権についての 名古屋地裁における 遅延損害金請求の3件の裁判でのことである

当日は2回目 期日で 単純な事件にしては 議論は相当に進んでいる段階で 裁判長が 結審を打診したところ 被告 は 次なる 準備書面を出したいと 発言した

これに対し 裁判長は 新たな事実は 出てこないような気がするが それでは いつまでに提出できますか と問われた

被告は2カ月を要求したが 裁判長は 2カ月は待てないと 発言した

結果 12月11日(月)までとなったが 被告が 無理な 主張をするから 2カ月も必要となるものと思われる

そもそもこの種の問題について 今までに検討していないから そんなに長い 準備期間がいるのであって そのこと自体 公的年金の管掌者 保険者としては大問題である

被告がいくら 主張しても 令和2年4月1日改正施行で 年金法の 消滅時効に係る規定 の 改正により 正しい 支払期限を 年金法の 支払期月に係る規定の本文の各支払期月であると 特定してしまった事実は 変えようがなく それとは別に 遅延損害金に係る 別の支払期月が 存在する事実はない

正反対の事柄を 両方を 自身に有利にしようとする 被告の姿勢に 無理が生じている一面である

瀬木比呂志氏(2015.1.20)の「ニッポンの裁判」 講談社 現代新書(161頁8列目)によれば 「行政事件について まともな審理を行う裁判官は 10人に1人である。」と言われているのだから 油断はできないが 被告がそこまで 必死に もがいていることを考えるだけでも主張に根拠のないことを露呈しているものである

しっかりとした根拠があるのであれば 原告 の 反論 に対して 1週間もあれば お釣りが来るはずである
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 08:04| Comment(0) | 1 障害年金

2023年10月28日

本年金学会総での研究発表の成功


日本年金学会に入れていただき 初めて 総会に参加した

今回については 私の研究発表要旨が 第43回総会での研究発表の自由論題の一テーマ として 選ばれたので 10月26日 (木) 13:30からの 3人目の 発表に 参加した

4回目以降の研究発表は A B と 分化したので一番 良い時間帯で 全員にお聞き願えて大変満足している

発表後は 2人目の発表者である 喜多村悦史氏から 引用した論文の著者である 前田恒雄氏に係る 私の知らない お話をしていただき 名刺交換もできたので 非常に満足している

私の発表前には 私のコメンテーター 西村淳教授が 喜多村氏の発表について質問したので この人が西村先生と分かり休憩時間を利用して 名刺交換は済ませていた

幸運なことに 私の発表の時間帯の前後には 休憩時間が設けられていたのである

2日目は 帰宅し Z00mで参加したが シンポジウムの 内容には 非常に満足した

この 成功の原因は シンポジウムの テーマ 構成 進め方 議論の内容 全てが素晴らしいものであった ことにあると思われる

このようにできたのは 司会者 及び パネリストの 人選が ベストであったからと考える

事務局及び 理事会に 深く感謝している
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 09:41| Comment(0) | 4 セミナー等