2012年09月15日

会社人生で最も誇れる仕事

 昨日の日経新聞朝刊の記事、私の履歴書(新日本製鉄名誉会長 今井 敬 氏)の副題で、「会社人生で最も誇れる仕事」を拝読した。私は小物ゆえ、そのような視点で過去を振り返ったことはないが、改めて想いを巡らせてみた。

 専門職のように、管理職になるまでは、その道一本で進んできた人も多くいますが、私は全く関係のない職場を転々としたように感じる。中でも、共通部門から、電話運用部門である運用係長に転出したときと、管理職ではあるが、全く未経験の客サ部門の営業所長に転出したときはその感じが強かった。矢張り、役職に付く時にその場面が多かったのは偶然でなないように思う。しかし、全期間を通してみて、永年勤めた割には、大した仕事をしていないことが恥ずかしい。

 従って、無理矢理探すことになるのだが、NTT時代では、契約事務「細則」を制定したことと言えようか。丁度、タスク別業務運営を進めようと準備していた時期と重なり、私はたまたま資材調達部門の主査をしており、そのプロジェクトチームに私が資材部門の代表として選ばれていたことも重なっています。このチームは、施設部門、建築部門、法務部門、及び経理部門の代表から構成されていました。

 タスク別業務運営では、権限をできるだけ現場に委譲して、業務の即応性を図るのも一つの目標になっていました。従って、私は、上記の「細則」も、「運用マニュアル」のようなものを作ろうと思っており、その方向で準備を進めていました。ある日、次席と話していて、どうせ作るなら「細則」の方が良い、との提言と、意気込みを聴きました。細則は本社(経理部主管)が定めた「契約事務規程」の次に位置するもので、東海で行うには、当然に東海支社長の決済を得なければならない等の意味合いを話したところ、それを乗り越える意気込みと、実務姿勢を確認できました。当時、私の部下は、7名ほどいましたが、全員がヤル気十分でしたので、目標を細則の作成に変えたのです。

 この細則は予定どおり完成し、順調に運用が始まったのですが、後に、後輩がこれを改正しようと挑戦したが、不便・不合理な部分は見当たらず、できなかった、と複数の後輩から聴き、また、これはNTTが持株会社化される直前の東海支社の廃止まで運用されたと聴いて、当時の次席の発想と意気込みに今でも感謝しています。

 NDSリース時代を振り返れば、「与信管理規程」を作成したことと、退職に先立ち、「債権回収マニュアル」を作成し・実用に供したことだろうか。

 いずれも、規程類の作成に係わる仕事を挙げることとなったが、私が現在社会保険労務士をしていることを考えると、何か、見えない糸で結ばれていたように感じる。

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2012年02月25日

自分の欠点

 私は性格上の大きな欠点を持っています。それは、巨耳をもって相手の言うことを良く聴くという大事な事ができていないことです。お客様には、これがあってはいけないと特に気を遣っているので、顕な現象とはなっていないかもしれないが、どこで出ているのか気付かないでいる可能性もある。大方の場合は、相手の方と同時に発声してしまい、その場で反省するのが多いから、これは直さないといけないことだと肝に銘じている。

 特に、家族とか、身内が相手だと、この悪い癖が出てしまいます。私の我侭か、身内とか自分に近い人に厳しい自身の姿勢からかは良く分かりませんが、これはいくら家族といえども、慎むべきことと最近になって行動に注意するようになりました。

 私は、消費生活アドバイバーでもあるのですが、例えば、顧客からのクレームの応対でも、自ら説明することよりも、相手の言い分をよく聴くことが大事なことで、この良し悪しでこの後の行方は8割以上左右されます。この姿勢が天才的と思えるほど上手い人が時折みえますが、たぶん意識的に気を付けておみえになるのでしょう。これからは、誰に対してもこの姿勢を大切にいたします。本日は有言実行 宣言日!!




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2011年11月02日

混声合唱団

 私は、22歳から約8年間、豊田混声合唱団や、第九発表のため結成した市民合唱団に所属して活動をしていました。前者では、結団発起人の一人から団長職を引き受け、電電公社の名古屋都市管理部から東海電気通信局に転勤になる少し前まで、約2年間団長を務めていました。構成員は約60名いましたが、常に活動している団員は、約40名程度でした。老若男女、様々な職業の人が、利害関係ナシで参加するものですから、活動を活発にするには色々な悩みも生じました。仕事を分担するにも、給料を払っている会社の上司が、業務命令を出すのとは訳が違います。立派な規程を作っても、反って活動が停滞したこともありました。
 定期演奏会等大きな共通の目的を達成するとき、成功体験を共有する事によって共感が生まれ、自主性が生れました。このときの交際は、今でも続いていますし、ここで人との係わり合いの大切さを実感しました。


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