2024年01月06日

偶然見付けた禁反言に係る最高裁判例


現在 被告 国と 7件の 障害基礎(厚生)年金(遅延損害金)支給請求事件 を争っている

行政事件については 司法 も国であるので どうしても 国の見方をしがちとなる

この事件については 国は 前訴(5年を超える遡及分の支給請求) では 正しい 支払期月(期限)を 関係条文の 本文の定める各支払期月と主張してきたが 今回の事件では 同条 同項 ただし書 が適用になると している

原告は勿論 それは禁反言の法理に反し 本来 主張すらでできない 主張内容である旨を 主張しているが 適当な判例は見付からなかった

ところが 少し前 偶然 Web を検索していたところ ぴったりの最高裁判例を見付けたのである

同じキーワードで 検索しても出てこなかったのだから 最近 掲載されたのかもしれない

それは 隼あすか法律事務所 今月の判例 コラム 「禁反言による 訴訟上の 信義則違反」 最高裁第2小法廷 令和元年7月5日判決 である

この事件には 前訴1 前訴2があり 本件訴訟では 前訴 1及び前訴2の 主張 を否認しているという 態様である

この件に関しては 2023年12月2日 「元裁判官が講師の支部研修 」及び 2023年12月9日 「禁反言の法理を平気で破る被告国 」と関係するので 照らし合わせて 読んでいただきたい

前者のブログ をアップした時点では 同じ事件 でない 事件 詰り 前訴 との関係において まで 禁反言の法理が 貫けるのかどうかが疑問を残したまま(講師の元裁判官は異なる事件では適用されない旨回答されている)であったのだ

この最高裁判例では 前訴との関係においても 信義則違反になると 判断している

大阪地裁 及び 大阪高裁は すでに間違った判断を下しているが 最高裁が この 判例を証拠説明書とともに 提出 された時に どのように判断するか 私としては これにより 最高裁の 良識を 判断したいと思っている

これがどれほど重要な判例であるか 司法に 携わる者には 厳粛に 受け止めて ほしい
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 09:14| Comment(0) | 13 社会・仕組み

2023年11月11日

日本年金学会からの論文寄稿依頼のメール受信について


過日 10月26日 (木) 東京都中央区 JJK 会館において 日本年金学会 第43回総会において 自由論題の 研究発表「 障害年金の支分権の消滅時効の運用は違法と考察する」を 無事済ませてきたのであるが 今週 11月 9日 (木) 事務担当者から この件に係る学会誌への 論文の 寄稿依頼のメールが届いた

研究発表は テンプレート5枚もので 行ったのであるが 論文は 同様の テンプレートで 10枚まで 許容されている

5枚ものでは 発表時間との関係もあるし 書くべき内容が かなり制限されていたが 今度は 書くべき 必須事項については 一通り 書けるように 感じている

締切は 来年1月15日(月) までで 約 2カ月 ほど の期間が許されているが 先行研究について もう少し広く深く調べる必要があるので この期間は 長いとは言えない

その後の 予定は 4月下旬に発行される予定の 学会誌への掲載であるが これが 無事 完了すれば いよいよ 全国社会保険労務士会連合会から 厚生労働大臣 に対する 意見の申し出に 進むことになる

その前段階としては 愛知県社会保険労務士会から 全国社会保険労務士会連合会に 意見具申する 工程があるが これについては 愛知県会の 会長及び関係 幹部は 了解済みであるので 難しい ことは残っていない

色々な事件が舞い込んできて 忙しい日々 となるが どちらもおろそかにできないので 健康に留意し 万全の体制で 望む覚悟である
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 07:49| Comment(0) | 13 社会・仕組み

2023年09月10日

日本年金学会総会における研究発表について


本年 7月末締め切りで 日本年金 学会 第43回 総会における 研究発表について 応募していたが 9月6日 (水) 同学会から 発表 依頼 が届いた

8月に 開催される 理事会で 選考が決まると 聞いていたので 選考の結果が メールで来るのか 郵送で来るのかも分からず 結果発表を待ちに待っていたが 余りに遅いので 勇気を出して 担当者の方に メールで 「選 に漏れたのでしょうか」と問い合わせた

その問い合わせをするのも怖かったが 嬉しいことに 初日の午後一番という ゴールデンタイムに 発表が予定されていた

政府の運用に異を唱える 論文 であるので 学術を旨とする 学会においても 採用されないのではないかとの不安があったのである

テンプレート A 4版 3枚ものでが選考資料であったのであるが 発表用は5枚ものまで許されるので まずは 10月6日(金)までに それを仕上げる

研究発表の後 論文 草稿を 10枚ものに 作り直すのであるが これは コメンテーターのアドバイスもいただけるので ありがたい

10枚分のスペースをいただければ 言いたいことも かなり 織り込めるし 強力な 味方が付いているので 心強い

この内容は 来年4月に発刊される 学会誌に掲載されるので それを武器に 全国社会保険労務士会 連合会から 厚生労働大臣に対して 意見の申し出をして 障害年金 支分権消滅時効にかかる 不合理な運用を 修正していただくよう 進める予定である

社会保険労務士法第25条の38には 実務運用上の改善点等について 連合会から 厚生労働大臣に対して 意見の申し出ができる旨の規定があるので これが強力な武器になる

年金法は 重要な法律であるので 誰もが納得できる 合理的な運用に 改正すべきものなのである
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 03:50| Comment(0) | 13 社会・仕組み