上記の雑誌は、先月23日(水)発売の日本法令の月刊ビジネスガイドの別冊である。月刊ビジネスガイドは、社労士の間ではよく読まれており、定期購読者も多い。しかし、この別冊は、定期購読者に付いて来るものではなく、必要な人は、別に注文をして買わなければならない。
それでも、年金を専門にしてみえる社労士の先生には、別冊の方もよく読まれている。幸い、次の発行までには3カ月以上の期間があると思われるので、気になる記事があれば、その間に読まれる可能性が高い。
私は、幸運なことに、予てよりの懸案事項につき、この雑誌への執筆依頼を受け、結果9ページのスペースをいただくことができた。これにより、自分の想いの7〜8割は表現することができた。障害者支援に繋がる大きな効用があったので少し紹介したい。
その第一は、この記事をお読みいただいた弁護士の先生4名から、この記事のテーマである「障害年金支分権の消滅時効の運用誤り是正活動」について、「一緒にやりましょう」、「社会を変えていきましょう」とのお声掛けをいただいたことだ。これは大きなことで、今まで孤軍奮闘していたのだが、実働面、精神面共に大きな支えになる。
本人訴訟支援では、必須事項として、ご本人が法廷に出向かなければならない。しかし、病状又は障害状態によっては、法廷に出向くことさえ困難な方もみえる。その点弁護士の先生が代理人になれば、全てお任せできるので安心である。メニューの中には、成果報酬は少し高くなるが、完全成果報酬型で受任してくださる先生もみえる。詰まり、依頼する段階では、収入印紙代と予納郵券を用意すれば、着手金、日当、交通費実費も不要で、事は進んで行く。これは大きなことで、私は心から喜んでいる。
これを別の面から考えると、お忙しい弁護士の先生が、このような提案をしてくださるということは、この先生は、個別事情に拘らず、一般論(国の法解釈誤り)としても勝訴を確信してみえるということに外ならないのである。
具体的な条件においても、障害者が手掛け易いように、様々なご提案をいただいているので、有難いことである。当然の成り行きとして、受給権者にとって最も優れた条件にすべての契約が落ち着いて来るものと思われる。これは、経済的弱者が多い受給権者にとっては画期的なことである。
第二は、私の労力と精神的負担が相当に軽減したことだ。私が、相談・指導業務として本人訴訟支援をしても、民法や民事訴訟法上の隘路では万全でない可能性がある。それを補うには、各種の無料法律相談を受けられているケースもあるが、その点、広範囲にわたり経験豊富な優秀な弁護士の先生が受任してくだされば安心で、私としては、労少なく、かつ効果は増大するのだ。私の社会保険に関する知識と経験、及び実際にこの件で国と争ってきた貴重な経験をプラスすれば、万全の対応が可能である。
第三は、幅広く協力者を得られ易くなったことである。各種障害者の家族会・同連合会、地方自治体の身障協会、障害年金を専門にしてみえる社労士・法人等に対して協力要請するときも話が早い。この記事が無ければ、私がどういう人物であるかを長々と説明しなければならない。初対面又はそれに近い人にもこの記事をお見せすれば、この説明は不要で、短い時間で話ができ、複雑な内容について理解を深めていただける。また、障害年金を専門にしてみえる先生は、既にお読みいただいている方も多いので、話はもっと早い。
お陰様で、忙しくて散歩すらできなかった私の生活環境も少し改善され、短い時間ではあるが駐車場で雑草をゴルフボールに見立てた素振りを続けることができるようになった。この副次的効果も大きなもので、私が健康を害してしまっては、運用改正・法改正を目指すこともできなくなってしまうが、運動不足と趣味の促進を両立させることで、心身共に充実すれば、少しは健康寿命も延びるかもしれない。運動に関しては、水泳の復活が最終目標であるが、その前準備にはなっているものと納得している。
話は、180度変わるが、ゴルフのスイングでは、球を打ってから頭を動かさないようにそのまま残すことが大事なことである。私の不振りの運動は、雑草を球に見立てているので、球の行き先を確認する必要がない。これを意識して習慣化すればスコア―アップは間違いないものと思っている。しかも、自然の中での運動であるので、実戦に近い形で、クラブのソールと地面との接触具合が実感できるので最善である。おまけに、邪魔な雑草は、クラブヘッドで吹き飛んでしまい、駐車場まで綺麗になり申し分なしである。
2014年05月17日
「年金相談第6号」への記事掲載の効用
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 12:06| Comment(0)
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