2014年04月26日

遠方からの電話  一つ一つの積み上げで理解された主婦

 昨日、宮崎県のグログ愛読者の方から電話があった。勿論、障害年金の消滅時効の問題である。携帯電話からであったが、固定電話に約50分間である。無駄使いが嫌いな私では考えられない投資である。勿論、無駄使いにならないように私が精一杯の対応をしていることはご理解いただけると思う。私がブログでアップしている事情と同じ事情の方で、裁定(決定)通知書をもらってしばらくしてからの年金事務所の職員も、残念だと言って、本来の年金額を計算してくれたという。

 この方は、支分権の意味も分からない段階から、私の言っていることを一つ一つ段階的に理解を深め、やっとある程度理解できたと感じ電話を決断されたとのこと。ブログは相当前からお読みいただいているとのことで、話も具体的で、請求手続きに関する必要な費用の質問もあった。

 但し、この方は、裁定(決定)通知から5年はとっくに過ぎており、この場合は原則として、請求手続きをお断りしているのが現状である。今までに、お一人の例外はあるが、それはそれなりの理由があるからである。反ってご迷惑をお掛けしてはいけないので、原則を遵守している。この点に関する主張の材料をお聴きしたところ、年金事務所で、誤った説明を受けた時の担当者が矢印等を書いてくれたときの書類が残っているとのこと。

 既に息子さんも大学を卒業し、ITについても息子さんの指導の下iPadをお使いとのことで、ブログもそのiPadでお読みいただいているそうだ。本件については、取り敢えず、息子さんのご帰宅後、裁定(決定)通知書とその書類を添付ファイルで送付していただくこととした。

 今週23日(水)に、日本法令の「年金相談第6号」が発売され、私が、この時効問題について、9頁の記事を書いているので、これを読んだ人からの電話かと思ったが、発売のことはご存じなかった。この書籍は、社労士しか買わない感じであるので、そのような経緯での問い合わせは今後も来ないのであろう。

 しかし、今回は、既に私のお客様だけでも数冊をご購入で、私の記事での影響で、一般の消費者が購入する割合が高くなるかもしれない。昨日、福岡のお客様からも電話をいただいたのだが、旦那様が単身赴任されている東京では、発売予定日の23日に書店にあったが、福岡では、昨日(25日)の入荷で、お読みいただいた直後のご感想とお聴きした。

 受給権者又はご支援者は勿論のこと、この問題は社労士が意識を持って理解し改善を目指さなければ、運用改正又は法改正までは持っていけない。過日、私が異例の臨時増刊号をアップしたくらいに、年金業務監視委員会の廃止は残念なことではあるが、今後もあらゆる手段を用いその目標に向かって邁進したい。厚生労働省への請求手続きや本人訴訟支援は勿論、家族会、社労士の県会や政治連盟への働きかけ等を続けていきたい。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 07:40| Comment(2) | 1 障害年金
この記事へのコメント
先生との会話はきちんと正確に確実に聴きとるべき義務と責任があり、障害年金法を、、つまり国の法律を変える糸口になるかもしれないと、そのためならと先生にしかできない何かを託す思いで長電話になりましたー、
Posted by メイ恵理香 at 2014年05月02日 05:16
o(^_^)o
私の事かな?
Posted by メイ恵理香 at 2014年05月02日 05:17
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