今日は、先週の土曜日に引き続いて、第3回成年後見人養成講座だ。実は、半月ほど前から、3人目の孫娘「由侑」から、1/2成人式(私は、そんな行事が行われていることも知らなかった)で、4学年でのリコーダー演奏の指揮をするので見に来てほしいと頼まれていた。しかし、例によって15分以上の遅刻、早退をすると、養成研修の修了証がもらえなくなるので、娘には、ビデオに撮っておいてくれるよう頼んだ。本当は、あの頼りない、保育園の運動会で、ただ一人だけ両親の馬からずり落ちた由侑が、どのくらい成長したかをこの目で見たかったのだが、不可能となった。
昨年の夏休みには、由侑の誘いで、8月だけでも3回の演奏会に一緒した。7月と9月を入れると、6回以上同席している。本人も4年生から始まったクラブ活動で、金管バンド部に入部し喜んで熱心にやっているようだ。つい最近まで、妻が三人の孫娘のピアノをみていたが、忙しくなったのか、誰も来なくなった。長女は少し遠いので仕方ないにしろ、次女と三女の子は来れば良いと思うのだがそれどころではないようだ。三女の子が初孫の「水稀」だが、今中一で、真坂の運動部で、背丈もないのにバレーボール部である。市内でも1、2のバレー強豪校で、夜連を含め休日にも相当厳しい練習があるという。何事も思っていない方向に進むものである。
由侑には、今三歳の弟(仁哉)がおり、よく面倒を看ており、仁哉の言いたいことは、親よりも良く分かるようで、親が助かっているという。私が何を言いたいかというと、何事も環境による影響が大きいので、この指揮を振れるほどの積極性も、感受性も、音楽感も、日常での弟との遣り取りと、演奏会に数多く行ったのが良い影響を与えているのではないかと勝手に考察しているのだ。
私自身の音楽との係わり合いは、ほとんど成人してからだ。小学校の1、2年生の担任の女の先生が、「いい声をしているので、さぼっているのはもったいない」というようなことを言ってくれたことはあるが、音楽とは全く関係を持たなかった。
中学校3年生の時の英語担当の担任の先生が歌を幾つも教えてくれて、愛唱歌、ロシア民謡、労働歌をよく歌ったが、深い係わりを持つまでには至らなかった。高校生になり、受験勉強をしていた時期もあったが、いつもながら病で、ラジオを聴きながらの勉強であった。クラシックは少なく、ラテンとか、軽音楽、映画音楽が多かった。
NTTに勤め、名鉄電車で通勤していた時、帰宅時に、車中で、当時豊田市では有名な名曲堂という楽器店の一人娘であるT.Uさんと会い、近く豊田混声合唱団ができ、毎週火曜日の18時30分から20時までが練習時間で、会場は名曲堂の裏の教室だから、入団したらと勧められた。指揮者、団長とも学校の先生で、各々K.N先生、N.H先生だという。入団を勧めてくれた彼女とは、同学年であるが、学校は違うし、どうして知り合ったのかも思い出せない。まんまとその言葉に乗って、入団したのだ。不思議なもので、これが私と音楽との係わり合いの出発点である。
何回かの定期演奏会、慰問演奏やジョイントコンサートも行い、第九の演奏会では、合唱団ごと参加したこともある。我が家では、第九演奏には3回連続で家族全員(5人)が参加したので、何紙かの新聞にその旨の紹介をされていた。ある時は、お琴の先生の会に頼まれて、お寺での琴の音に合せて5人ほどで古歌を歌ったこともある。団活動中2年間は団長も引き受けたこともあり、当時団の伴奏者であった妻と団員結婚bPになるとは、人生は分からないものだ。
そして、混声合唱団は、老若男女色々な職業の人がいて、実に多くの友達ができた。今でも深い交際がある。色々な意味で良い経験をさせてもらい、偶然の出会いに感謝している。
私の事務所は、自宅にあるので、ほとんどの時間帯は、NHK FMや、自分で編集したCDを掛けている。今でも、ながら病は治っていない。FMは手間がかからないし、時々聴きたかった曲を向うで選んでくれるのだからこれ以上の環境はない。装置は、少し古いが5.1チャンネルの少し贅沢なものを選んである。昔は、ヤマハのFM100という、大きなスピーカーを持った装置で、ヤマハによると豊田市で初めて入れてもらったお客様ということになっている。このスピーカーは、中心から周囲までの距離が全部違い、これが自然な良い音を出すとのことであったが、今ではもっと小さくて良い音の出るものがあるようだ。
社労士になったのも偶然で、偶然続きの私の人生であるが、少し遅かったが、音楽と出会えて本当に良かったと思っている。T.Uさんありがとう!! このT.Uさん、私が入団した時には居なかった。私も居るからと私を誘っておきながら、相当の期間が経過してから入団してきた。まー、いいか。
2014年02月08日
音楽との係わり
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 00:24| Comment(0)
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