今月1日から、上記の修正画面をアップした。6月1日号の豊田商工会議所会報での当事務所紹介記事「最前線」を引用させていただいたので、依頼してから完了まで丁度2カ月かかったことになる。トップページ画面下に紹介記事の一部を出し、そこをクリックすると全体が表示される仕組みになっている。主な改正点は、公的年金の時効問題無料相談を恒常化し、全国対応にしたことだ。実際の奪還請求対応は、既に全国対応していたが、これをホームページ上で、恒常化して無料相談にまで拡げるのは初めてだ。多くの方からの相談を期待したい。奪還請求可能かどうか、時効中断措置を急ぐかどうかは最優先事項ゆえ、この相談が大事である。ある大阪の相談者は、裁定請求から10年以上が経過していたので、相談者の気持ちは痛いほど分かるが、私の力では、既にどうすることもできなくなっていた。
ほかの修正は、業務内容と報酬部分をすっきりさせた程度だ。なぜか、この時期に重なるが、今年6月15日(土)のブログで紹介した、東京のB社による完全成果報酬型広告のアップ内容もほぼ固まり、校了の状態まで来ている。これがアップされると、当事務所は実質的に2つのホームページを持つことになる。目的上、ブログへのリンク等はできないそうだが、流石プロのデザイナーの仕上げは違い、上手く表現されている。宣伝内容も、本人では遠慮がちになるところも、ダイレクトにアッピールされており、プロの仕事!!との実感が強い。果たして、本当にこの広告で実績に繋がるのかは、結論を急がず楽しみのためにとっておく。私は楽観主義者ゆえ、売るべき優良な商品があり、優良な広告媒体が付けば、結果は自然についてくるものと思っている。
ここで少し、年金時効問題に触れる。最新受諾案件は、遺族年金だ。これは、当初自信がなくお断りしていたのだが、受給権者と娘さんご夫婦のお三人が相談され、「悔いを残したくない」とおっしゃって依頼を受けた。事の発端は、娘さんが、「年金に時効のあるのはおかしいよね」とご主人と話されていて、ご主人が「年金」、「消滅時効」、「時効期間」等とキーワード検索をされ、私のホームページに出会ったとのこと。
先月19日(金)に初対面、娘さんは福岡で受給権者ご本人と同居され、ご主人は東京で単身赴任されているようだ。遠方からわざわざ田舎に来ていただくのは恐縮過ぎるので、私が名古屋に出向いたときに、名駅近くのホテルでお会いした。それでも心苦しいことであったが、ご主人様から、「妻も母親の看病で疲れが溜っているので、面会後はお伊勢さん参りを予定している」との発言を得て面会を決意した。
私は当初尻込みしていたが、何でも挑戦してみるもので、これを進めている内に得難い情報を得た。今までの私のやり方だと、屁理屈を付けられ、「機構の回答は行政処分ではない」、「申立期間経過は、正当な理由ではない」と判断されると門前払いの可能性があった。争う内容に自信があっても、このような取扱いを受けると前には進まない。従って、今までは、この部分の主張や疎明に膨大な労力やスペースを割かざるを得なかった。ところが、この件を担当した年金事務所の担当者は、今までになかったほど親切な人で、娘さんの相談にも、資料作成にも応じてくれ、かつ、話が分かり、双方に都合の良い提案をしてくれたのだ。私は、機構理事長に内容証明郵便による催告状を出そうとしていたが、お三人と協議しそれを止めた。今後その担当者を窓口にしてくれとのことでそれを受け入れたのだ。
私は、なんと運の良い巡り合わせか。不思議でならない。幾つかの偶然がタイミングよく重なり、貴重な資料が蓄積され、段々と道が拓けてくるのだ。有頂天になって、真っ逆さまに転落しないよう自重しなければと思っている今日この頃である。
追申 先週の行政協力(臨時労働保険指導員)の結果報告をします。昨日、労基署の担当者に一覧表と、個別事業カード等をお返しして、報告を済ませた。10件中8件は手続が済んだり、目的に合った回答をもらった。この内の一番遅い人でも、お盆休みまでには届け出ると約束をしてくれた。残りの2件の内、1件は、既に事務所には別の会社が入っており行方不明、残りの1件は、事業の継続も不明で、電話も通じず、会うこともできなかった。いくら意気込みがあっても会えないものは如何ともし難い。
社会の実情を実感する良い経験であった。
2013年08月03日
ホームページ画面の一部修正 と 時効問題
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 12:38| Comment(0)
| 1 障害年金
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