2013年07月27日

臨時労働保険指導員

 昨日15時に、愛知労働局長名の標記委嘱状を受け取った。いわば、サラリーマン時代の辞令である。社労士の実務経験の短い私は、何でも経験と、行政協力の募集に応募して、今年が初めての経験である。報告期日は、8月2日(金)と1週間の猶予しかないのだが、なぜか、委嘱状は、7月1日付で、任期は8月31日となっている。首に吊るす身分証明書・同ホルダー、及び専用名刺10枚も用意されていた。

 7月22日(月)現在で、手続未了の事業者様のカードが作成されており、申請書受理、提出確認、及び現在の事業の継続・変更の状況確認が主な仕事のようだ。方法は、効率を考え自由に選べるという。カードが沢山用意されており、一人当たり10件分を自由に選んで良いという。私は、比較的事務所に近く、又は用事で出かけそうな事業所を選んだ。私の事務所は、豊田市の内でも一番西に位置しているので、みよし市と隣接し、名古屋に一番近い。従って、市内の社労士からは遠くなるみよし市の企業も3件選んだ。

 始める前は、リース会社にいた時に、与信調査、滞納管理、支払い督促、及び法的措置も担当していたので、これと類似の仕事を覚悟していたが、そこまでの苦労はしないで済みそうだ。私は、来週は出かける用事が詰まっており、余り自由が効かないので、早速本日から、訪問、及び電話調査を始めた。訪問は、出かけた帰り道を利用し、2件こなした。大まかな感触を掴むため、電話は面会できた会社を除き、全部にした。

 不出、即切れ、留守番電話もあったが、応対の良い会社もあり、予想どおり様々だ。限られた情報で、実質5日間の予定を作らなければならない。主な既存情報は、常用労働者数、雇用保険被保険者数、申告済み概算保険料額、業種、産業分類である。これに電話を掛けた時の状況を加えると大雑把な予定は組める。

 電話も訪問も、最初の一声が大事である。ここで好印象を持ってもらわないと、後々、上手くいかないことが多い。選んだ事業所は、至近3カ所、みよし市3カ所、市内中心部及びトヨタ自動車の本社近く4カ所である。幸運にも、市内中心部の1件は、本日の電話で結了してしまった。その事業所は、私が約44年前に婚約指輪を買った所だ。株式会社であるが、代表者の奥様が電話に出られ、昨日、顧問社労士の〇〇さんが、種類を持って行かれたと聴き安心した。カードを見た時は、こんな立派な会社がどうして滞納!?と心配したが、どうやら心配無用であったようだ。残り9件の5日間の活動の成果は、どんなものになっているのか。楽しみでもある。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 17:03| Comment(0) | 3 人事・労務
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