2013年02月02日

万能型人間への期待

 先月29日(火)、私の所属する三河中支部主催の研修会が岡崎であり、55名が参加した。所属支部外からも6名の参加があり、いつもより若干参加者が多かったように感じる。メインは「未払い残業代請求対策」であり、約2時間半ほどの講演に対して、20分程度の質問の時間が設けられた。事前質問に拘らず、即興の質疑応答で満足した。講師は、東京から来ていただいたホライズンパートナーズ法律事務所の弁護士、高井重憲氏だ。私は、先約があり参加できなかったのだが、先生には懇親会にも参加していただけたようだ。先生が参加していただけるのであれば、多少無理をしてでも懇親会に参加したかったが、先約を疎かにはできないので、参加は諦めた。

 私は、講演内容に関係する質問を1点お願いし、講演後、講演内容には直接関係しない、労働法関係の基礎的知識について、概要をお話しして後日メールで質問させてほしい旨の依頼をし会場を後にした。

 先生は、東京外大の外国学部英語専攻で、大学卒業の翌年には司法試験に合格してみえるので、相当に優秀な万能型人間のように思える。私は、外国語が得意ではないので羨ましく思う。私の若い頃は、カテリーナバレンテという、七カ国語がペラペラという美声の持ち主がいて、レコードが擦り切れるほど良く聴いたものだ。先生も英語専攻とはいうものの、外大卒であるので、他の語学も習得され、ご専門の法律の分野にも活かしてみえるように感じた。

 法学で言えば、比較法学と言う分野があるので、外国語が達者であれば、色々な原書を読んで研究もできる。34、5歳とお若いので、多方面で活躍される弁護士になられることと思った。弁護士業は範囲がないので、全ての分野について精通とはいかないが、若い人には無限の可能性を感じる。昨年11月の自由業フォーラムでは、先輩社労士から、地元で在学中は神童と言われた東大理系卒の弁護士を紹介された。この方は、名刺交換すると会計士補でもあり、どんな問題が起こるか予測できない現代において、若い弁護士には期待するものが多い。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 19:22| Comment(0) | 11 所感
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