本日は、亡母の2番目の弟の3回忌であった。亡母は、男女半々の8人兄弟・姉妹の最年長の長女であったが、一昨年の1月に亡くなったこの叔父は、私が小さい頃から一番親しみを持っていた叔父で、色々可愛がってもらった。就職後も、業務上のアドバイスをもらったり、ゴルフ等にも誘われ大変世話になった人である。本人は、役場に勤めていた若い頃、地元の米屋さんのおばあさんに見込まれ、養子にいった経歴の持ち主ですが、このおばあさんの見込みどおり、持ち前の才覚と努力で、一代で事業拡大に成功し、莫大な資産と、事業を築き上げています。本来、私は家を継いでいないので、このような行事には呼んでもらえなくても当り前ですが、私は母方の家系では、長女の長男ということで、叔父叔母達と一番歳が近く、私は従兄弟同士より、叔父叔母との交際の方が頻繁であったので、本人とのお付き合いを考慮し呼んでいただいたと感謝している。
広大な敷地に、大きな家の2軒分もあろうかという自宅で70名ほどの法要を営み、近くの料亭で食事を頂いてきたが、会場で周りを見渡し、長女の長男であるが故の、叔父達に感化を受けた恵まれた一面を改めて自覚した。戦死した亡父は、4人兄弟の3男であったので、父方の自分の立ち位置と比べるとこれが明らかになる。
この叔父の事業は、多角化し、部門によっては大企業に位置づけられてしまうほどになっているが、昨年は、跡を継いでいる長男の社長から、就業規則等の全面改正を委託され、既に納品させていただいている。顧問契約についても、近い将来は当事務所に回していただける見込みである。現在の顧問事務所が、何期も県会の会長をされ、名誉会長も2期もされている人格者の事務所であるが、ご本人は昨年お亡くなりになり、先に息子さんもお亡くなりになっていたので、そのお嫁さんが資格を取り跡を継いでいると叔父からは聴いていた事務所で、俄かに変更とは行かないようである。
2週間後には、亡母の4番目の弟の養子先の法要で、月末31日は、亡母の100か日である。こうした宗教行事が続くと、自然と親戚との付き合いが深まるのだが、改めて反省してみると、矢張り、私は、叔母達よりも、同性の叔父達から大きな感化を受けていると思う。一番下の叔母は、素晴らしい運動神経の持ち主で、高校時代の平均台のイメージは今でも私の脳裏に鮮明に残っているし、トヨタ自動車にソフトボールの選手として引っ張られ、ピッチャーで4番を打ち、暫くして、当時最強であった、倉紡を打ち負かすほどにチームを育てた原動力になっているが、私が感化を受けているのはそのご主人からである。
このご主人は、当時約2万5千人の従業員中、公認会計士の3次試験に社内で初めて合格した人で、私が高校生の頃から感化を受けている。高校時代には、英語の勘どころを教わり、就職後は、大番頭、石田退三に仕えた経験等を直に耳にした。また、あるべき姿勢や苦労話も非常に参考になっている。これは偶然だが、この人が始めて取締役に就任したときに、母方の親戚でお祝い会を開いたが、その場所が、本日の料亭であり、その幹事が私であった。
2013年01月12日
宗教行事続き
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 20:57| Comment(0)
| 16 ふりかえり
この記事へのコメント
コメントを書く