2013年01月06日

報恩講のお参り

 私の家の旦那寺は、トヨタ自動車本社と下町の中間に位置する豊田市下林町にある善宿寺である。家から7kmほどあるので、無信論者に近い私は、滅多なことでは寄ることがない。寺院の敷地内に戦死した父と、養父の墓があり、従兄弟が檀家総代をしているので、墓参には世間並みには行っているが、寺に寄ることはない。

 昨年、母の葬儀等で住職様に世話になり、昨年末に、「来年は報恩講に来てください」と言われたので、義理堅い私は、兄弟姉妹代表のような形でお参りしてきた。宗派は、真宗大谷派東本願寺であるので、正信偈外の読経の後、有り難いお話しがあり真剣にお聴きしてきた。報恩講は、毎年、曜日に関係無しに、6日と7日に開かれ、午前と午後計4回行われるそうだ。ご住職様からは、その内の1つに出れば良い旨お聴きしていたので、同じことが繰返されるのかと思っていたところ、お話しは、「この続きは午後の部に」ということでした。珍しいお話でしたので、続きが聴きたかったのですが、午後の用事もあり、ご住職のご内儀に挨拶をして、昼ご飯をよばれて帰ってきた。

 正信偈には、有り難い教えが幾つもあるものと思われるが、私は、昔から読経をしたことがない。年下の従兄弟がそらんじるのを聴いて感心したことはあるが、生活環境の違いと、自分に言いきかせ、悔しかったが敢えて研究も勉強もしなかった。本日も読経中、文字を追って読んではみるものの、意味は5%も分からない。

 今日は、少し反応が違った。もしかしたら、この中には、労務管理等のヒントになる重要な情報が含まれているかもしれない、と思ったのである。宗教は哲学に近い部分もあり、そのように感じ、ゆっくり勉強してみようと思い出した。どこまで続けられるか、継続の自信はないが、焦らず勉強することにした。

 そして、今年こそは、大きな課題である、運動不足も解消したい。

posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 16:41| Comment(0) | 11 所感
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