標題は長い名称だが、国家試験の正式名称です。いわゆる特定社労士になるための試験の正式名称で、このように呼ぶ人はほとんど居ませんが、正式にはこれが名称です。本日は、13:00まで、倫理・権限に関する特別研修があって、14:30から本試験を受けてきました。終ってから、有志による懇親会があり、久し振りにバスと地下鉄で出かけたので、少し呑み過ぎて帰ってきた。若いということは良いもので、受験者全員に声掛けをしてくれた幹事がおり、貴重な存在と感謝している。一応、全員に話し掛けたが、静岡、三重等は県別に開催するとのことで、愛知組は、51名中36名が参加した。それでも大変な人数で、よく集まったものだと感心した。宴会の最後に締めてくれとの依頼を受け、これも年功で、ご指名とあらば仕方ないと、「このメンバーは貴重な財産で、お金を出しても買えないもので、一度に36名はとても覚えられないが、今後の親交を広め、深めていただきたい」と一言申述べた。
随所で、名刺交換等をしていたが、住所録、メールアドレス等の共有もなく、このメンバーが同じように集まることは無理かもしれない。しかし、たぶん、グループ討議の10人前後のメンバー同士は、強い絆で結ばれていくものと思っている。我々のグループも、既に、一番の若手から、来年早々に集まりたいとの話しが出ている。
肝心の、本試験については、大きなミスをしてしまい恥ずかしい限りだ。法的な設問では、原則として、申立て側を「X」、その相手方を「Y」を言うので、倫理・権限についてもその法則が貫かれているものと思い込んでいたので、試験が終るまで、倫理・権限では、特定社労士が「甲」、それ以外の登場人物は、A、B、C(今回は、小問1では、無資格のコンサルタント(非社会保険労務士)「X」も登場している)等であることを知らなかった。念のため、過去問を連合会のホームページで見てみると、今まで7回の過去問に例外はなかった。現場対応力の弱い私は、冷静になれず、AをX、BをYと書いた可能性が大きいのだ。Aさんにプロポーズするところ、Xさんにプロポーズしてしまったのと同じで、このミスは大きく、足切りにあったら無惨なものである。
司法試験と同じ試験方式である、言い分方式である大問1は、対処に時間がかかるので、倫理・権限を先に片付けてから、そちらは後でじっくり取組む作戦の人が多いようだ。ところが、私を含めて、解答欄を間違えて書き出した人が多く、周りでも、二重線で消す音が頻繁に聞こえてきた。ほとんどの人は、大問2の小問1から始めるので、解答用紙の2枚目の一番上から書き始めてしまうのだ。この場合、ほぼ全員が、3〜4行書いたところで気が付き、訂正するのだが、中には、1と2の解答欄を全く反対に書いてしまい、試験後に皆の話を聴いて、それに気付いた人もいる。独特の雰囲気があり、時間制限のある試験となると、何度経験しても中々大変である。
私は、どちらかと言えば、論文や、記術式試験は得意で、今までにこの手の試験で落としたことはなかった。珍記録を作ってしまいそうで残念だが、今更どうにもならないので、勉強不足を反省している。謙虚に素直に反省しよう。
2012年11月17日
紛争解決手続代理業務試験
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 22:41| Comment(0)
| 11 所感
この記事へのコメント
コメントを書く