本日は、標別研修で県の社労士会館に出向きました。9時から17時まで、約8時間拘束されました。明日も台風が上陸しそうですが講義は予定どおり挙行されます。約20年程前のNTT現職時代にも、調布の中央電気通信学園で企業法務に関する講義を2〜3週間程度受けていますが、それを除けば法律の講義を受けるのは、40年以上前の学生時代にさかのぼります。
本研修は、大きく分けて、3部に分かれています。中央発信講義、グループ研修、及びゼミナールです。合計11日間63時間の研修です。これだけの研修で、弁護士と同じように、訴状の起案等ができる訳がなく、これを機会に益々自己研鑽に励まなくてはと思っています。勿論、この試験に合格して、特定の付記を受けても直ちに訴訟代理人になれる訳ではありませんが、あっせん、調停等で起案は必要です。
それにつけても、受講者の少ないことに驚きました。今回、愛知県の受講者は、51名、以前の特定社労士は約650名、今回と合わせても700名前後です。県会の社労士は、約2,350名だから、3割にも及びません。
受講の席順は、どうも申し込み順のようで、私は1番で、左の一番前の席でした。何かの折にお会いしている方も数名みえました。私の隣の席の方は、従業員約2,500名程度の医療法人の人事労務課長さんでした。思わず、「5年以上遅れて障害年金の裁定請求をされた方がみえれば、紹介して下さい」と頼んでしまいました。消された障害年金が年単位であれば、受給権回復に努力させていただく旨依頼したのです。
これに関連した事項ですが、私が月刊社労士に投稿した「消された年金」に関する記事は、早くても10月号掲載予定とお聴きしていたのですが、今月号(毎月15日発行)に早めていただき感謝していたのですが、近くの社労士が未だに見ていないことを知りこれも驚きでした。もう数日前に、東京のI社労士、大阪のF社労士、浜松のK社労士等からメールで励ましや、感想をいただいていたので意外でした。まだ、ビニールの袋の開いてない人もみえました。
私は、連合会からゲラが送られてきてからも、本当に掲載してくれるのか半信半疑でした。いくら言論の自由・表現の自由が保障されている我が国と言え、我々の監督官庁である厚生労働省の考え方と真っ向対立する主張ですので、「実際に掲載されるまで分からない」と思っていたからです。これが、弁護士会なら、国が何を言おうが平気で掲載するでしょうが、我々社労士の組織で、そこまで腹を括って行動してくれたことには感謝せざるを得ない気持ちで一杯です。
2012年09月29日
特定社労士特別研修の受講について
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 20:16| Comment(1)
| 4 セミナー等
特別研修、来週もよろしくお願いいたします。