2012年08月04日

企業情報誌からのインタビュー

 先月14日(土)、経営者の元気を伝える情報誌「Company Tank」(隔月奇数刊 発行部数30,000部 @1,575)の記者、及び俳優 大門正明氏のインタビューを受けました。私のホームページを詳しく調べての記者からの申し入れで、急な話だったのでお断りしようと思いましたが、夕方の空いた時間帯であり、拙い長文のブログまで相当の精度で読まれているので、断るのも申し訳なくなってきて応諾しました。

 当日、少し雑談をし、大門氏から、私のモットーを聴かれました。いつも考えており、名刺でも表明している「顧問先の生産性の向上の実現」だ、というようなことを答えました。自身でも飲食業関係の経営をなさった経験のある大門氏は、間髪を入れず、そんな良い方法があったら是非お聴きしたい、と突っ込んできました。

 社員のヤル気の喚起・醸成、安全・安心の確保、成功体験の積み重ね、自由な議論と一旦決まったことへのベクトル合わせ、過程重視の進捗管理、質問重視の上下間のコミニュニケーション、同僚間のコミニュニケーション、失敗を活かせる評価制度、教育・訓練の計画的実践、風通しのよう明るい社風等、具体的には色々な方法があるが、口で言うのは容易いが実効化までが中々難しい。共通するのは、「労使の信頼関係」を深めることと話しました。部下のヤル気をそぐ一番の原因は、部下が上司を信頼できなくなるときです。従って、企業の人事の適正化は最重要事項です。

 私の起業は、世間では稀な高齢に達してからでしたので、なぜ起業を決意したかを聴かれました。直接の動機は、障害年金に係る消滅時効の保険者(国)の運用解釈に誤りを確信し、その理由を保険者の窓口等に何度話しても、真面な話し合いの場が持たれなかったことにある、とお話ししました。また、日本の産業を支える地元中小企業様のお役立ちができれば、これ以上の仕合せはないので、一生の仕事としたい旨答えました。私は、型破りで、ネクタイも大嫌いで、サラリーマン向きではなかったので、今の状態は理想に近いともお話ししました。当日、ノーネクタイの大門氏の共感を得、記者に向かって大門氏は、これに価値を見出すのは難しいとおっしゃり、意気投合しました。

 私がインタビューを受けるのは余りないことですが、本日、柔道の57kg級、金メダリスト松本薫選手のインタビューをみて、マス・メディアには、インタビューは欠かせないものだと痛感しました。彼女の試合前の鋭い眼光と闘志むき出しの顔、きびきびした動作、試合後の素直な受け答えは、人を引き付けるものがありました。はにかみながら、「分からないです」、「うれしいです」、と簡潔に答える態度には非常に好感を持ちました。

私の受け答えは、比較にならないほどダメなものでした。

posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 22:30| Comment(0) | 5 広報
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