2012年07月28日

最近変わった読書法

 私の読書法は、つい最近まで精読型、熟読タイプでした。読むのも遅く、200〜300ページの本だと、1週間以上かけていました。最近は通常1日もかかりません。内容によっては、2〜3時間あれば読めるようになりました。読み方、メモの仕方が変わったからです。変わった理由は、市立図書館を頻繁に利用するようになったのが大きな原因です。近くの交流館に面倒がらずに行くようになりました。月に5件までリクエストができますが、これで足りないときは妻の利用カードも使わせてもらいます。必然的に、早く読まなければ仕事にならない状況になりました。

 今までは、新聞の書籍の広告にはいつも目を光らせていて、興味を引くタイトルの書籍だと、著者と出版社を確認し、その場で本屋さんに注文していましたが、その必要がなくなり、リクエストカードを交流館に置いてくるだけです。手元に届いた本を早く読み、何ページも保存の必要なカ所のある書籍だけを購入すれば良くなりました。無駄な出費や不要な荷物ができなくなり大いに満足しています。

 昨年、私の中学2年生からの一番の親友が癌で逝去しました。長い付き合いでしたので非常に寂しい思いをしましたが、葬儀の時の紹介で、毎週図書館に出かけ、お孫さんに本を借りて来るような優しいところがあった旨の話を聴き、私にはそんなところは全くなく反省しきりでした。その時は、図書館の有効利用はピント来なかったのですが、どうやらこの時の言葉が心の奥底に残っており、3カ月ほど前から今の状態に結びついたようです。

 熟読ゆえに、書籍や資料の変換間違いとか脱字等には人一倍気付きますが、これは長所でも何でもなく、悪い面の自覚症状があり、有名な速読法の受講を真剣に考えたほどです。これさえ不要となったこの偶然は何なのか、世の中の出来事と、人との偶然の出会いに、日々感謝している今日この頃です。一期一会の縁になる場合もありますが、一つ一つの縁を大事にして、初めて永く続く縁も出来上がるものと心得ています。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 23:47| Comment(0) | 11 所感
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