2012年01月08日

豊田市の社労士

 社労士業の世界だけでなく、一般的に言えることですが、東京一局集中が実情です。ある大阪の社労士は、東京事務所の開設を目指しているのを目の当りにしましたし、有名な先生の多くは東京で活躍して見えます。関係する講演、セミナー等も名古屋を飛ばして、東京と大阪のみで開催されることも少なくありません。ものの見方、考え方という意味で、私の一番尊敬する社労士も、大阪出身であるのに、現在は東京に住み、当然事務所も東京に構えています。私は、それだけ本来業務に関する需要があり、出版関係の仕事も多いのが原因であると考えていますが、私は地方から社労士業のあるべき姿を発信し続けるのに重要な意義を見付けています。

 社労士業の取扱い範囲は広く、それぞれ専門分野・得意分野もまちまちですが、私は、日本の産業を支える中小企業様のお役立ち業務に一番大きな意義を見い出しています。何故なら、その中小企業の事業主様でさえ、社労士は手続き屋であるという認識の方が多いからです。業種にもよりますが、従業員の意識・意欲、一人ひとりの自主性・責任感が何より重要で、これを強固なものに持っていくためのお手伝いをするのが、大きな効果が期待できる社労士のみに与えられたチャンスだと考えているからです。

 その具体的手段は、従業員と一番関わりのある就業規則の最適化と、周知徹底、及びOJTを含めた、教育・研修・訓練が最有力候補です。その企業の実情にもよりますが、社員等を指導する立場の人が研修を要する場合が多いもの現状です。事業主が一つ視点を変えるだけで、効果抜群の事例もあります。事業主様等と協力して、好業績の働き甲斐のある職場を、地方で一つ一つ増やすことを実現できればこれ以上の喜びはありません。私は、地方にこだわり、地元の基盤強化に力添えしたく思っています。

 以上、重要度と優先順位に重きを置き述べましたが、勿論、社労士である限り、受けた仕事はどんな仕事であれ、精一杯全力で遂行しなければならないのは、言うまでもありません。


posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 11:43| Comment(0) | 5 広報
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