2011年12月03日

職場の人間関係

 職場の人間関係ほど難しいものはありません。職場も関係者も自身で選ぶ訳にはいきません。しかも、生活の糧を得るべき逃げることのできない重要な場所です。ここで人間関係をしくじったら大きな重みとしてのしかかってきます。長い職場生活の中には、色々な場面がありますが、親しくなったからといってベタベタしてもいけませんし、つっけんどんでも困ります。仕事は全て人が運営していますので、これでは仕事は回りません。ビジネス・ライクに割り切って、着かず、離れずの関係が一番でしょうが、そうは上手くいきません。従って、最近はメンタルヘルスが話題になるケースが急増しています。

 私は、11月2日のブログで、職場の大奥と題して短文を書きましたが、女性の職場の人間関係は中々難しいものです。私は、最初が大事と思い、一刻も早く名前を覚えることにしました。同僚、目上の人は即座に覚わりますが、58人もいる、一番大所帯の課ですので、部下が大変です。8輪番制で、24時間サービスを提供していますので、会いたくても会えない人も幾人か見えます。中には育休中の人もいます。

 私が考えた最初の策は、職場に着くと即、その日の担当表をコピーすることです。時間帯ごとに、誰がどの席に着くかを表にしたものです。これに覚えきれない人の特徴等を記入して復習しました。覚え易いように、人には見せられないようなその人の特徴を自分なりの表現で書いたのです。うろ覚えの時は、休憩室まで追っかけていって話しかけたり、夜勤の人たちの夕食に加えてもらったりそれなりの努力はしましたが、約1週間で全員の名前を覚えました。

 私より1年前に赴任していた、以前から知り合いの次長は、全員を覚えようと努力したけどまだ半分も分からない、と私の努力を褒めてくれました。私は、この努力のお陰で、19才の寮生が5人もいた非常に危険な職場でしたが、事故も無く卒業でき、今でも時々は有志を集めて、懇親会を開催してくれています。

 一般的に、親しくなり過ぎても、信頼し過ぎてもいけません。しかし、職場においても、ある程度信頼できる人ができないと、淋しいですし、楽しくありませんですよね。その辺を節度を持って、自分なりの基準を作って、意識して行動するようになれば、それが自分を手助けしてくれるものと感じています。
 

posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 21:11| Comment(0) | 3 人事・労務
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