私は NTT に 目一杯務め その後会社の世話で第二 就職をし 7年3カ月 勤め上げた後の 社労士開業であるので 平成23年10月登録・開業と 遅く 社労士経験も 約10年半である
私のお客様は 全国に分散しており 北は北海道から 南は沖縄 九州まで居る
この方は当時は新潟県の方であったが お子様の大学の関係で現在は神奈川県(横浜)にいた方である
障害年金について 支分権消滅時効の国の運用が 誤りであるという訴訟において 平成24年4月20日に 名古屋高裁で 逆転勝訴し翌日の 全国紙にその旨が 掲載されたので その関係の お客様が多い
本日の お客様は それとは少し異なり 障害年金の事案ではあるが 大学病院から 頂いた診断書が 数箇所も誤っており その訂正を お願いしていたのであるが 訂正途中で その先生が 転出されてしまい それが元で 事後重症請求しか 認められなかった事案である
初回の裁定請求 不服申し立て提訴 更に 全く新しい2回目の認定日請求に限った裁定請求 不服申立て 提訴として 進めていたので超ロングランの事案である
従って 最も長いお付き合いとなったお客様であるが 絶えず私を信頼し ファイトを持って 争ってきてくれたお客様である
2月28日(火) 実のお姉様から電話があり 妹が2月20日(月)に亡くなった旨の知らせを受けた
お姉様によると ご本人は 私のことを 凄い先生である旨の 説明をしており いろいろ 成果を出しているので 「今度は 私の番だ」と 弾んで報告していたと言われる
この事件については 中々の難問で 事件により 別の弁護士の先生と 共同受任で 進めていた事件であるが ご本人に 喜んで頂く前に 思わぬ形(お姉さんにこれを引き継ぐ意思はない)で終結してしまった
癌が見つかったのが 既に第4ステージであったとのことである
それでも負けずに 争う姿勢を示して いただけたのであるが 残念としか言いようがない
おそらく この事件の ストレスも 発病の原因であったのではないかと 思われて 国の 無責任な対応に対して 憤りさえ覚える
私には 多くのお客様がいるので ほかにも お亡くなりになったと思われる お客様もいたが 実情について 詳しく知ったのは この件が初めてである
訴訟救助に関係し 裁判所から95000円 法テラスから 5000円(分割払い初回分!?)の 請求が来ているそうだが お姉さまからの相談に対し 私は 多分払わなくて済むはずである旨のアドバイスをした
結論から言えば 請求先に電話をして 「本人が亡くなり 相続人は相続放棄を している旨を 伝えて下さい」と 具体的対応を お話しした
これに対して どのような 回答が来るかは知らないが 回答に疑問を感じたら なんなり相談してくれるよう お伝えした
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