昭和54年に重量鉄骨造りでへーベル版を使った増築した部分の防水工事の日程が決まった。当面は、本日7月31日(土)〜8月3日(火)である。雨が降ると延びる可能性はあるが、完了予定日には、雨漏りがすることはない程度には進むはずだ。
約1カ月前には、工事契約は終えていたのであるが、直営の人材は3人で運営している小さな会社であるので、社長がバセドウ氏病を罹ったとのことで日程調整ができないでいた。
鉄筋コンクリート造りの本体の方は、最初からウレタン防水であったのだが、この増築部分は、シート防水であったので、このシートを剥がす作業から始まる。
シート防水は、各シートの接続部分を熱で接着しているので、その部分に山ができており、その上にウレタン防水を施しても、平らにはならないという。
私は、この山が嫌いで、早く平らにしたかったのだが、今まで簡易工事を2回ほどしているが、本格的なやり直しができないでいた。
今回本格的にウレタン防水を施行すれば、その後は、10年以上後のこととなるが、ウレタンのトップコートを上塗りして、その後は、ドンドン重ね塗りをしていけばよいとのこと。
問題は、雨による工事の妨害である。下地に水滴が残ってもいけないし、防水した直後に雨に降られたら最悪である。
陸屋根は、屋上やテラスを広く使えて便利ではあるが、今回のような防水工事中は非常に心配が多い。
施工場所にやや大きめの湿気防止を施した鋼鉄製の倉庫があるのも厄介である。2面が壁に接近しているので、30センチほど高いところにある180×70×210pの倉庫に傷を付けないように前方と右からしか空きがない環境でテラスに移動させるのも難工事である。
まだ工具が残っているので、一時撤去さえしてしまえば、分解して組み立て直しても良いのだが、私が手伝ったとしても、3〜4人で、2側面から移動させるのはたやすいことではない。
私の頭では、容易な方法が見付からないが、しばらくすれば施工業者は到着するので、お手並み拝見である。
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