2018年11月10日

遂に出された年金時効問題に対する弾劾訴追請求


身体(左下腿切断)の障害に係る類似事件について、平成29年10月17日に出された最高裁判決に対して、平成30年10月5日付けで、担当した5人の裁判官に対して「訴追請求状」が出されていることを発見した。

発見したと書いたが、これは私が過去の経緯から本ブログへのアクセスを禁止している hi-szk 様からの情報提供である。

そのような人からの情報提供であるが、昨日、私のライフワークとしている目的達成とほぼ同じ目的をもって、具体的活動をしている組織(アシの会)を紹介してくださったことに対しては、大変感謝している。

同氏は、昨日付で、平成30年9月22日公表のブログ「社会保険担当窓口の驚かされる無責任な実態」への「この記事へのコメント」として、重要な資料をリンクさせているが、これでは、折角の新鮮・貴重で、かつ重要な資料が訪問者の1割の方にも読んでいただけないのではないかと本日のブログ本文に改めてリンクさせていただいた。

彼からは、未だ謝罪の一言もないので、私は過去の経緯について許しているわけではないが、是々非々で考え、本件については、ありがたく参考とさせていただく。

アシの会の目的は、公的年金の支分権が裁定前の分から前倒しで時効消滅するとの説が誤りであることを、具体的 総合的 完全 に証明することである。

これは、私のライフワークとは極めて深い関係があり、私が、目的達成の手段として、NACSで研究会を立ち上げようとした趣旨・目的と全く同じである。

アシの会の主宰者は、たぶん弁護士の先生と思われるが、年金法、民法、行政法、及び民事訴訟法にも相当にお詳しい熱血漢であると推測できる。

この問題については、私は長年携わり、多くの関係者、及び資料に関するプラットホーム的役割を果たしてきたが、アシの会は、国や裁判所の主張や判断が間違いである旨の説明については、私の指摘していない点についても多面的かつ合理的に納得のいく指摘をしておみえである。

私のライフワークとは直接の目的が少々異なるので、私の主張が正しい旨の説明や資料は少ないのであるが、基本的な考え方が全く同じであり、ぶれていないのである。

改めて、私のやってきたことは正しかったこと、及び国や下級審がいうように、私の見解が独自の見解でなかったことを確認でき、大きな勇気を与えられた。

以下、具体的 総合的 完全 な証明を目指している貴重な資料をご確認いただきたい。

http://wwwb.dcns.ne.jp/~nnkn/nk-kss.index.html

本日は、私の事務所の隣の岡崎市のお客様から、障害年金支分権消滅時効問題について、厚生労働大臣への異議申立て及び裁判になった場合の本人訴訟支援の事件を受任した。過日は、平成27年10月1日実施の初診日証明の緩和措置の恩恵を受け遡及請求が認められた石川県のお客様からも電話をいただき、今月中には来訪したい旨のお話を受けている。

これらの現状から、多くの方が、国の運用に不合理、理不尽をお感じであることに相違ない。金額についても、両事件とも相当に高額である。失敗は許されないので、費用、時間、効果を考慮しベストの選択ができるよう支援したい。

アシの会の素晴らしい主張が公表され、今後充実が図られること、及び既に訴追請求状が出されていることから考えると、今後は裁判まで行わなくとも、内容の充実した異議申立書のみで解決されるようになるかもしれない。

私は予てから、厚生労働大臣には、御庁には優秀な人材が豊富にいるのであるから、この問題は、関係職員が一堂に会して忌憚のない意見交換をすれば自ずから解決する旨提言している。

それほどに明らかな矛盾や不合理が満載なのである。主管庁が自ら方針変更をすべき時期は近づいている。公正であるべき司法までが、行政に忖度し、無理な判断を出し、最高裁判事が弾劾裁判を受けなければならないことは、大変な事柄である。弾劾裁判所の裁判官は、保守的な政治家が多かったような覚えであるから、この5人の裁判官が実際に罷免されるかどうかは分からない。

しかし、身分を保証された裁判官が、これまでの思いをさせられるのは、主管庁である厚労省に諸悪の源泉がある。直ちに、改革のプロジェクトチームを立ち上げ、猛省の下、真摯に改善に着手されたい。

今まで私は遠慮気味な提言をしてきたが、そのプロジェクトチームのメンバーには、是非私も入れていただきたいものと思っている。


現在、過日上告理由書及び上告受理申立て理由書を公表させていただいた井原様の事件についても、上告受理申立て理由補充書を作成中である。弾劾裁判が行われることを契機に上記の最高裁判決以降の逆風をフォローの風に変えられそうである。

諦めかけていた各位にも、折れることなく勝つまで争っていただきたく祈念している。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 18:55| Comment(1) | 1 障害年金
この記事へのコメント
お目通しくださり、感謝します。
このアシの会のサイトでは、詳細説明も準備中とのことで、近いうちに順次、詳細が張られると思われます。
この弾劾の是非の如何にかかわらず、全国、どこの裁判官であっても、44号小法廷判決に類するデタラメな判決は出せなくなったとみられます。
年金消滅時効の巨大な壁の一角が崩れたといってよいのではないでしょうか。壁を突破するチャンスです。障害年金請求の勝てる裁判のチャンスです。
仮に、壁が崩せなかったら、H30.10.5の訴追請求状を参考にされて、訴追が可能です。費用は無料です。
罷免された裁判官は、5年間、弁護士もできなくなります。きっと、真剣な判決に心がけるようになります。
先生のご活躍を祈念します。
Posted by hi-szk at 2018年11月13日 06:16
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