2018年10月27日

車中でピアノの打鍵練習ができる時代!!


昨日、豊橋まで滅多に乗らない名鉄電車に乗った。NTT退職者交流会の豊橋会場に出向いたのであるが、名古屋会場の3倍以上の距離があり、電車の最寄り駅が約4qといった田舎に住んでいるので、本宿まで車で行き、そこから国府、伊奈、豊橋と急行に乗ったのである。

その3区間での帰路のことであるが、対面のベンチシートの若い女性が、スマホを膝に乗せ、何かを打っているのであるが、両手を使って、同時に2〜3本の指をお使いである。

文章の入力にしては、動きが不自然であったので、不思議に思い画面を見てみると何とピアノの鍵盤が見えるのである。

空き空きの電車であるので、今の時代は、電車の中がピアノのレッスン場に変わるのである。イアホーンを付けてみえたことからすると自分の打った音も忠実に本物のピアノの音として確認できるソフトを使っているように推測できる。

私の妻は、教育大学のピアノ科を卒業し、長年音楽の講師やピアノ教室の指導員をしてきた者であるが、そのような練習方法をしたことがないことは勿論、そんな練習方法があること自体知らなかったものと思われる。ところが、ピアノのレッスンには余り情熱のなかった現在同居中の次女は、既にこれを知っているのだから、時代の移り変わりは恐ろしい。

スマホには多彩な機能が満載で、私たちはほんの何十分の一か、何百分の一かを利用しているのみあるが、時代遅れの私は、この機能には率直に驚きを感じた。

移動体通信については、出始めの頃は、大きな機器をショルダーで背負うような形態電話があったが、固定電話が常識であった当時は、それでも便利な時代になったものだとの実感であった。

勿論、未来の構想については、色々語られていたが、私が昨日体験した利用方法など予測を越えていた事柄となる。

はるかに想定外のことが現実になっているのであるが、一方、私がおかしいと思っている、司法の判断については、今のところ、下級裁判所においてではあるが、旧態依然の納得性にない判断が繰り返されており、判決理由についても矛盾だらけであるのだから残念でならない。

しかも、年金法により、受給権保護規定まである最も重要な権利について、違反者が国であることを考えると、科学の進歩との落差の大きさを感じないわけにはいかない。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 17:54| Comment(0) | 11 所感
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