2018年06月23日
人生1回限りの絶対的な事故
今年に入ってから、身近で親しい人の死に 4 回直面した。
最も新しい事故は、6月16日(土)に訃報が入った。高校生の時から親しくしていた名古屋市天白区に住む同級生の女性である。賢くて、運動神経も抜群で、体の不調も聞いていなかったので、名前を聞いた時には、余りの意外性にびっくりした。クラス会では、最後の二人になるのではないかと、私は勝手に想像していたのだ。
第1報では交通事故と聞いたので、左ハンドルの大きなベンツに乗っていたので、ダイアナ妃ではないが、車対車等の大きな事故を想像したのだが、意外にも、自宅近くで横断歩道を渡っていた時に、トラックに跳ねられたとのことである。歳とはいうものの、それくらいは、避け得る能力を持っていたはずと残念でならない。色々な役を引き受けていたので、多忙を極めていたから、何か考え事の最中であったかもしれない。
私は、予定が重なり、通夜にしか参列できなかったが、その時のご主人のお話では、6月4日(月)に事故に遭い、意識が回復することなく、2週間弱で亡くなったとの報告であった。
私は、ゴルフも何度も一緒にプレーしており、過日は、私が名古屋に行った帰りに喫茶店で会い、私は緑内障の手術をしたので、私の術後の回復の状況を見て、ツーサムでプレーしようと約束をしたところであった。
彼女は、ゴルフの会員権も3つ以上持っており、私が、未だ未達成のホールインワンの経験もある。
6月18日(月)の日経新聞の私の履歴書では、阿刀田高氏が、男が女に関心を抱くのは、“顔、心、床”という言葉がある旨述べてみえる。そして、男の条件としては、“お金”が加わるのではないかとも言われている。
しかし、この歳になると、そのうちの何一つも関係なく、多感な頃の思い出が一番であるのではないかと、今は、事故や死が信じられないし、非常に寂しさを感じている。
目前の大事な約束も果たさず、突然先に逝ってしまった。何か、因縁を感じてしまうのだが、妻が意識不明で、意識を回復することもなく入院していた期間も丁度2週間、よりによって、葬儀の6月18日(月)は、私の誕生日である。
高層マンションを数棟持ち、何不自由なく人生を謳歌していたのに、突然ゼロになってしまうのである。
ご冥福を祈る。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 10:10| Comment(0)
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