2017年07月01日

大阪高裁控訴事件 箱根の関所を無事通過した感じ


この事件については、私が、法定代理人成年後見人として訴訟の追行をしているのであるが、平成29年1月17日(火)に下された神戸地裁での無茶苦茶な判決理由に対し、控訴状は提出してあった。何を思ったのか、原告が突如5万1千円の収入印紙を貼る資金の余裕がないと言い出したのである。

予納郵券代は納めてあり、裁判所もこれで十分と言ってくれているのだが、肝心の手数料(収入印紙)が納められない。原告本人からは、一部未納と聞いていたが、書記官によると、全く納められていないとのこと。神戸家裁の原告の担当者とも相談して、結果、訴訟救助の申立てをしていたのだが、これが認められるための経済的困窮度と勝訴見込みありの二つの大きな条件の内、経済的困窮度の認定に関し保留されていた。

原告は、神戸と東京を行き来しているのだが、神戸での実子で成年後見人でもあるN.F様との生活が、裁判所からは、「同居、生計維持関係あり」とみなされたのである。従って、所得証明書を提出したのだが、平成28年分は確定申告がされており、所得税「0」として報告してあったのだが、裁判所からは、平成27年及び平成26年の分の提出を要請されていた。

ところが、この両年は、税務申告をしてなかったので、その旨の証明しかできず、裁判所からは、この分の証明を求められており、この対応が遅れていたのである。

息子は、いつ帰って来るのかも分からず、深夜に帰ってきても話もできず、会社には連絡するなとの厳命で、源泉徴収票の再発行を、息子や会社に依頼することもできない状況だったのである。

裁判所からの催促に基づく私からの催促に意を決した本人は、窮状を会社に訴え、ようやく担当者と話ができたようであるが、委任状を要請され、この作成だけでも2月ほどを要してしまった。

私は、この状況を裁判所には何度も報告しており、その折に、貴庁は「同居、生計維持関係あり」との認定であるが、このような実態では、その認定は厳し過ぎないか、との少し抗議の意向を示した意見も出してあった。

これに応えてくれたのかどうかは定かではないが、一昨昨日、28日(水)午前中に、裁判所書記官から電話があった。訴訟救助の対象は、収入印紙代の5万1千円だけで間違いはないかとの確認があり、その旨の回答をしたところ、その条件で検討するとの回答を得た。

その日の16時ころ、担当書記官から電話があり、訴訟救助の許可が下りた旨の朗報を得た。油断はできないが、ここで重要なのは、勝訴見込みありとの申立ての疎明が認められたことである。

控訴理由書等一式は、部分的に見直せば、速やかに提出可能であるので、これを見越した書記官は、被控訴人国と話し合い期日を決めると言われる。8月か9月になりそうではあるが、先ずは、江戸を目指す者が、難関である箱根の関所を無事通過できた感じと同じではないかと悦に入っている。

私がなぜ逆転勝訴に確信をもっているかは、2つの方向から説明できる。一口で言えば、私の考え方が正しく、被告国側の考え方が間違っており、その運用は違法だからである。

私の考え方が正しいことは、裁定の法的性質に係る最高裁の考え方によって、停止条件付債権説を始めとした確かな数個の論説があるのだが、被告国等の側は、法令に反する内簡に基づく違法な運用であり、論理としては、各々独立した権利(しかも、このこと自体は国も認めている)である基本権に対する権利不行使を支分権に対する権利不行使と混同させた事実誤認と論理の飛躍を重ねた抽象的観念論一つしかないのである。

他に根拠がないので、本質論とは全く関係のない、年金時効特例法との整合性や、多くの下級審判決の勝訴実績を挙げるのみである。

事実誤認と論理の飛躍カ所を指摘し、その根拠を逃げようのない形で追及することはそんなに難しいことではない。特例法との整合性や多くの勝訴判決のあることは、私が係争中の裁判とは、原告の主張内容が異なるので、事案が異なり、判例としての価値のないことは容易に証明できる。

多くの国の勝訴判決は、原告等が私のような主張をしておらず、また、裁判所の忖度により無理やり国を勝たせたものである。

被告等は勿論、これらの裁判所も私の追及に真面な反論ができなくなってきている状況であるので、長い道程であったが夜明けは近いものと確信している。

全国広範囲の心ある弁護士の先生が、特別低額な着手金で受任して下さっている例もあり、これらが全敗では、依頼者にも受任弁護士の先生にも申し訳がない。今のところ、私の関与の有無にかかわらず、平成24年4月20日の名古屋高裁判決を除き、全国の事案は原告側が全敗であるが、私はこの壁を貫通させ、良心のみに基づき判断する裁判官に当たれば、当然に勝訴することを、見本として示す積りである。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 10:18| Comment(0) | 1 障害年金
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