2016年06月18日

私を振り回す面白いお客様

一般社団法人社労士成年後見センター愛知が発足して、やっと、2歳になった。私も偶然の縁で、理事を務めているが、先月23日(月)に第2回目の定時社員総会が開かれ、議事は全て予定通り可決され、今年度の活動に入ったので一安心している。

社労士は、この制度への参入が遅れ、本来、介護保険法が制定された平成9年に動き出していなければならなかったとの意見もあった。社労士は介護保険法を含む社会保障・社会保険の専門家なのだから、当然の成り行きで、動いておれば、同法が施行された平成12年4月1日には間に合っていたという見解である。しかし、そのような意見は少数に留まり、実現しなかったよう(私は、平成23年10月1日登録であるので、不知)である。

従って、この制度の専門職としての就任は、私が、個人的に、名古屋のお客様から依頼を受けた保佐人の事例が1件あるだけで、まだ本格的な活動に入っていない。埼玉会等は、もう15年程度の実績を積み、裁判所からも社会からもそれなりの評価をいただいているようだが、愛知会は、まだ産声をあげたばかりである。それでも、東三河等の一部の先生は、以前から関心を持たれて、既に何件かの就任実績を持たれておみえの方もいる。

私自身も、組織とは別に、組織発足前から2件の成年後見人事件に就任し、色々な相談や出来事に対処している。神戸家裁での審判で始めたN.F様については、独断専行単独行動派で突っ走ってしまう人で、色々な予期せぬ事件を起こしてくれる。結果、私は、何時も振り回されている。口では、私の多忙を考えてくれており、「健康が心配」、とは言ってくれるのだが、行動は別である。裁判が趣味で、暇さえあれば、刑事事件を含め、傍聴に行っているようで、廊下で裁判長に挨拶されたことがあるという。

今回の事件も、私の知らないところで発生していた。この方は、東京に主治医が居り、大事な一人息子が神戸に居るので、東京と神戸の2つの生活拠点を持っている。この方の、障害年金支分権消滅時効の事件は、私が法定代理人成年後見人として神戸地裁に提起して追行しているが、この事件の前の東京地裁で、本人独自提訴の、却下・棄却の苦い経験から、「この裁判は、民事裁判でないと勝てない」との思い込みがあり、私の知らないところで、別の成年後見人を立てて、民事訴訟として提訴していたことは紹介済みである。ところが、これについては、書類不備で、裁判所から、併合か補正か取下げを求められていた。結果、私も相談に乗り、取り下げたのだが、今回の事件は、この取下げに係る受任弁護士とのやり取りに関するトラブルである。

裁判所からの補正要請に対しては、別の成年後見人(K.E氏)では対処できず、私に依頼することもできないので、法テラスで知り合ったH弁護士と代理委任契約を締結したようである。

私は、文書作成料 5万円の問題と聞いていたのだが、昨日兵庫県弁護士会に照会にしたところ、着手金として30万円を支払っており、東京簡裁にK.E氏を法定代理人成年後見人として提訴しているが、K.E氏が病に倒れ急死してしまったので、対応に困っているのである。

このK.E氏の急死についても、情報が入らず困っていたので、本人が動いても、個人情報だから、病院等も貴女には教えてくれない、K.E氏は貴女の成年後見人であるのだから、神戸家裁から聞いてもらえば、知れる旨アドバイスをして、私がこの事件の存在を知ることとなったのである。

私が、ほとんど交通実費だけで動いているので、悪いと思っているのか、私にさえ、本当のところを話さない。一昨日のメールでは、たぶん裁判所宛のものだと思われるが、応急措置用の文書を書いてくれというので、弁護士への依頼内容、弁護士が作成した文書の内容、及び東京簡裁への訴状の内容が分からなければ、その一筆も書けないと返信した。

その後、受任弁護士が作成した文書の一部と思われるA4版4枚の資料(宛先、当事者の表示が無いだけであるから、これで全文である可能性は高い)はFAX送付してきたが、それ以上の送信は無かった。「K.E氏も死んでしまったので、諦めるより仕方ないのだろうか」といった意味の淋しい返信があったが、電話もかかってこなかった。

昨日の午後、可愛そうになり、弁護士会への依頼も東京で「どうしてあげることもできない」との回答であったと聞いていたので、兵庫県の弁護士会に、この手のトラブルを解決してくれる調停等の制度の有無と概要をお聞きした。電話に出た方からは、既に依頼している案件か、新しい案件かの確認があったが、話している内に、直ぐに、既に依頼済みであることが分かってきた。担当者も決まっているので、後ほどその者から掛け直すとの回答を得た。

担当と案内された方とは異なる弁護士(「会」ではなく)のT氏と名乗ったように思うが、その方から、結果、既に本日話し合いを行っており、そこで既に、合意ができている旨をお聞きした。事件の内容については少し誤解があったが、概ね許容範囲の合意内容であった。

T氏によると、N.F様がH弁護士に支払ったのは、着手金30万円であり、それを返せというのがN.F様の申し出で、H弁護士は、まだ弁護活動に入っていないので、20万円なら返すといっていたようである。

これに対しては、既に調停案が出されており、20万円+取下げで帰ってこなかった収入印紙代17,000円(1/2相当額)とのことであった。

結果、私が追行中の裁判の次回期日に少し早めにお邪魔して、私がサインすることになったが、私としては、H弁護士の対応が、民事訴訟の根拠とした国賠の請求に係る必須要件である「公務員の違法」に対する質問に無回答であったこと、何の役にも立っていないありきたりのたった4枚の文書であったこと、及び弁護士が相手を成年被後見人であることを知っての契約であったことを考えると、返済額は25万円+17,000円が妥当であると考えている。要は、本人の気持ち次第だが、無責任なこの弁護士には腹が立つ。

N.F様は、忙しい私に対して、口では、「健康が心配」とか言ってくれるが、実に、色々な仕事を作ってくれる面白いお客様である。病気なのだから、許すより仕方ないのだが、私も、健康作り(運動)とストレス解消を真剣に考えないと手遅れになってしまう。

若いころは、身長173cm、体重60kgがベストであったのだが、今や、172cm、70kgで、昔のズボンを穿くのには苦しいのだから、既に手遅れかもしれない。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 11:03| Comment(0) | 1 障害年金
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: