2016年02月27日
後継者現わる
「現わる」と書いたが、現実に、後継者が現われた訳ではない。「強力な後継者候補が現われた」、というのが正確な表現だ。先週、「積滞」について書いたばかりで、もうこの状態は、私はやはり、強運の持ち主であると思わざるを得ない。
この方は、私が特定社労士になるための必須研修受講中に、後半のグループ討議で同じグループとして一緒に活動した女性で、たぶん、私の3人の娘より若いのではないかと思っている。たまたま、 私がグループ討議のリーダーに選ばれたので、私は必然的にメンバー全員に色々な話をしなければならず、当時から私の考え方には同調していてくれた感はある。
当時、トヨタ系の会社で人事・総務系の仕事をしてみえたが、現在は名古屋市で、社会保障・福祉系の仕事をしてみえる。
その後も、年金消滅時効問題には関心を示してくれており、私が名南経営で講演した時も聴きに来てくれた。以後、私が彼女の住居近くの国際会議場に行った時などには、時々会ったり、メールやラインではちょくちょくやり取りしていた。 私も、もう歳だから、後継者について対策をしておく必要があり、彼女に、将来の開業に関する意見を聴いた。 具体的には、この内容である。「後々、開業の意向ありますか。私が、辞めた後、その活動を受け継ぐことは、どうですか。」
2月21日(日)の即日中の返信では、社労士の仕事は少し離れているので、すぐの開業予定のないこと。給与計算とか、人事制度とか、人事コンサルの仕事にもそんなに関心はないこと。しかし、「木戸さんの活動には、心から賛同しています。木戸さんの助手として活動参加させていただけるようならよろしくお願いします。」との 返信があり、早速、初仕事を依頼してしまった。
現在奮闘中の神戸の事件の第1準備書面(案)は、必要最小限言っておくべきことだけでも、57枚になってしまった。時間との戦いであるので、この(案)に対して、誤字・脱字、ダブリ、勘違い・筋違い等の指摘をしていただき、私の作成した(案)に対する意見をお願いした。
彼女の実力に関しては、安心感を抱いている。特定社労士になるための試験にも 1回で合格しており、グループ討議中の質問等からも信頼出来ると思っており、 偶然知ったのだが、通っていた高校も愛知県では一、二を競う名門校の卒業生である。
不思議なもので、私が豊田市で自由業フォーラムで知り合った行政書士H.Tさんが、その高校の合唱部で1年先輩とのことである。私は、学歴を重視している訳ではないので、その後の学歴を聴いたこともない。しかし、学歴も職歴も色々な経験も、人は経験によって成長するので、ないよりは、あるに越したことはない。
それに私は、NTTの出身であるにもかかわらず、ITに強いとはいえない。彼女はITにも強く、仕事も速いので、大きな力になってくれそうだ。是非、私のライフワークが、開業中に決着しないような場合には、跡を継いでほしいと、大いに期待している。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 10:24| Comment(0)
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