先月末頃から月刊みんなねっとの11月号が定期購入分と執筆者用が別便で送られてきた。これには、私の投稿記事「私の体験」の最終回が掲載され、この記事の末尾に無料相談先を記載してくれたので、更に色々な相談が沢山来るようになった。本題の年金支分権の消滅時効問題、裁定請求に関することは勿論のこと、経済、生活、D.V、離婚、心の支え・支援等分野なしである。
折角、みんなねっとを読み、感動したとか勇気が持てたとか感想を述べて電話をしてきていただける方に、いくら忙しいからといっても、会議中や打合せ中でない限り、「用件は何ですか」と確認して、無関係の場合は、あっさり電話を切らせてもらうことができないのが私の性質らしい。
最初は、こちらからの質問は極力控えて、できるだけ気分を害されないように、電話の目的を探るようにしているので、30分ほど話しても電話の目的が掴めないときもある。その時は、心が折れそうで、話し相手がほしい方なのだと決め込み、急用が入るまで電話応対を続けることにしている。
そうは思っていても、その分私の仕事の進捗を待っていただいている方には、迷惑をかけることになってしまい悩ましい。私としては、代わりに受け手がいないと、中々電話が切れないのである。地域包括支援センターの総合相談支援業務がどこまでの人にどこまでの支援をしてくれるのか現在の私は未確認である。家族会にしても、当事者を対象としていない団体もあるようで、私は、初歩の段階で相談の受け手の最適な選択すら案内できない現状である。
昨日の相談者は、最初の電話の時に、まだ、用件を掴めないまま、また電話をして良いかとの打診があったので、いいよ、と答えた。電話機の充電をしていたのか2時間ほど後に再度の電話があり、詳しい話が始まった。事実婚の60歳の横浜の女性だが、2歳年下の元夫は、証拠を残さないようにD.Vを計画的に実行し、もう切れていると言って実家の山口に帰ってしまった。実母も酷い目に遭い、本人も床に塗られた機械油のため腰を強打しており動けなく、近所で親友が一人でき、それが唯一の生き甲斐と言われる。
本日は、同じようにD.Vに遭い、離婚協議も済ませているが、訳の分からない内に、元夫の作成した勝手の良い離婚協議書に著名押印を済ませている方からの相談であった。主な目的は、私を成年後見人に指名して、慰謝料なし、財産分与なしとした契約を無効とすること、元夫が使った妻名義の借金の内の妻の返済した半額分を約束どおり返してもらこと、及び時効消滅とされた遡及5年を越える年金の奪還である。
成年後見人就任依頼については、申請書の書き方からの相談であったので、昼食抜きで10時から14時半までかかった。この方は事務所での面談だから話の内容も印象に残るが、氏名も名乗らずの類似の多くの電話相談が来ると、話の内容を別の人の話と混同してしまう。
1日は短く、私は、今のところ、夜遅くまで就労しているが、こんなことを続けていたら、私自身がダウンしてしまうかもしれない。この手の相談を受けてくれる最適な組織を読者の方に是非ご紹介していただきたい。
それを聞けば、こちらから積極的に質問をして、短い時間で用件を済ませることができるかもしれない。
2015年11月07日
色々な相談
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 19:13| Comment(1)
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年金応援団長