2015年02月28日

私の業務活動範囲について

 先週18日(水)、19日(木)と自家用車で神戸まで往復した。久しぶりの車での遠出で、出発前には、所要時間、体力、疲労度合等色々考えたが、走ってしまえば、心配したほどのことはなかった。行きは約2時間半、帰りは阪神高速の渋滞もあり、2時間45分であった。片道230km程度はあるので、相当のスピードでぶっ飛ばしたことになる。

 今までの代表的な遠距離ドライブを振り返れば、20台後半には、1200CCのダットサンブルーバードで、豊田から鳥取砂丘までの約450kmを休みなしで約10時間運転し続けた。埃の舞う、道路幅も狭く地道の環境であった。また、東名高速道路もない頃に、友人5人で、レンターカーのクラウンで東京モーターショーを見学に行ったこともある。掛川の渋滞・排気ガスと箱根山越えは難儀であったが、楽しく行ってこれた。NTT時代の在職30年表彰の休暇では、九州1周約2000kmを一人の運転で旅している。

 これらの昔話の時は、若くて体力はあったが、道路も未整備で車の性能も今ほど良くなかった。そのことを考えれば、齢は取ってきたが、道路も車の性能もグレードも上がっているので、今後も神戸くらいなら日帰りの日程が組めそうである。

 3月は、社会保険審査会の公開審理に出席するが、東京は混雑するし、駐車場もなく、高速道路料金も高額になるので車ではいけない。公共交通機関が発達しているので、車でなくても不便は感じないものと思っている。

 このように考えると、私が、実際に現地まで行って活動できる範囲のイメージが湧いてきた。現在、北は北海道札幌市から、南は九州宮崎市まで、遠方のお客様から仕事の依頼を受けているが、ほとんど、インターネッと、メール及びFAX等の遣り取りである。

 しかし、今回の体験で、現地面談等を要する業務でも、相当広範囲にカバーできることが確認できた。神戸には、車で行ったため、有馬の湯にはたっぷり漬かってこれたし、今までは、電話、FAX及びメールの遣り取りだけであった「あいおい法律事務所」の藤原精吾先生からは、約1時間有益なお話をお聴きすることができた。

 先生のお話では、ドイツでは、裁判所が6種類あるそうである。民事、刑事、行政、税務、労働及び社会があり、それぞれが3審制まであるそうである。我が国は、3審制と言っても、ほとんどの場合、実質2審制である。社会法が発達しており、個別の窓口に告知義務があるそうである。そのようになっておれば、今私が問題にしている事件も起きようもない。また、「裁判の闇」という新書版があり、アマゾン等で入手できるとのことであるが、一読の価値がありそうな概要説明を受けた。

 これらの得難い経験をすることができたのも車のお陰であるので、これからは、神戸程度までの距離であれば、車で出掛け、見分を広めたく思っている。
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 21:27| Comment(0) | 2 所掌範囲
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