2021年08月28日

沈黙は金なり


防水工事の施工に伴い、室内の天井クロスの一部張り替えと、一部床板の積み増しを実施した。

この施工業者を決めるのに、見積書を3者から徴したのだが、結果、3度目になるいつもの業者に発注した。

床材の面積の数字を見ると、私の概算とは違っており、少し多い目の数字となっていた。

過去2回の施工実績から、信頼のおける業者であったので、その件は質問もせず、そのまま黙っていたところ、本日、床板が4畳半ぐらい余るから、追加して施工したいところがあれば、サービスで実施してくれるといわれる。

ほぼ必要な所は、積み重ねで施工済みであるが、ピアノの下については、ピアノが余りにも重いので、未実施であった。

その場所について、ピアノをずらして施工できますか、と質問したところ、大きく動かさなくても、必要最小限の移動をしながら施工が可能だとの回答である。

施工するのは、今すぐではないが、これは有り難いことであるので、追加施工をお願いした。

私が見積書を見たときに考えたことは、2階は単純で2間×2間半で計算を間違えようがないのだが、1階のフロアについては、複雑に入り組んでおり、床材の必要面積を計算するのを間違えたのか、それとも、ロス分を見込むとこれだけの数になるのかは、その時点では定かではなかった。

ところが、私は、この業者を信用していたので、その件については質問をせず、黙っていたので幸運が舞い込んだ。

築後40年になる古い建物であるが、これで床がふかふかして気になる所はなくなって、毎日を心配なく気持ち良く過ごすことができる。

私が床材の面積について質問していたら、このような幸運はなかったことになる。正に沈黙は金である。

裁判では、黙っていたら負けが決まるが、実社会では、黙っていた方が良いことが結構ある。

タグ:沈黙は金
posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 10:44| Comment(0) | 11 所感

2021年08月21日

再度の断捨離決断


大正9年生まれの私の母は、捨てることを知らず、何でも溜め込むタイプであった。

亡くなった時に母と同居の弟の片付けに妹夫婦と手伝いに行ったのだが、部屋中に膨大な物が溢れており、片付けるのに3日間を要したことを思い出す。

こうなると、価値のある物とない物を区別している時間もなく、中型のトラックに積み込んで多くをゴミとして捨てた。

母が、趣味として溜め込んだ物がほとんどであったが、それらは、梱包されたままの物もあり、ほとんど生前の母のために活かされなかった。

平成30年2月6日(火)に亡くなった妻も、どちらかと言うと溜め込む方であった。

ところが、妻が亡くなる3週間前から同居した次女は、断捨離の名人である。

同居するにあたっても、コンテナ 2 杯、ゴミ袋 大を100コ以上捨てた。

物を取っておくために、タンスや入れ物を買って、わざわざ部屋のスペースを狭めて、かつ、大事な物とどうでもいい物をうまく整理しないので、いざ使う時にはすぐ出てこない。

これでは物を何のために保管していたのか、全く意味がない。

物は必要最小限に限定し、用途別 集中保管を徹底すべきで、今頃になって再度の断捨離を決断した。

長女等からは、早くエンディングノートを書くように言われているので、丁度良い機会である。49歳の長女でさえ、一人娘のために書き終えているというのだから、弁解の余地はない。

仕事の物から、日常生活必需品、大工道具やその材料等、片付けなければならない物は満載である。

先ずは仕事の物から片付けなければならないが、分類するだけでも大変である。極力、PDF データに変換し、検索を容易ならしめるファイル名を付け、クラウドに保管する必要がある。

実際にやってみると、大分類、中分類、小分類と整理し、書類等を区分けするだけでも大変である。次女から早く片付けるよう頼まれているのは、仕事以外の物の方であるが、開業社会保険労務士としては、優先順位は仕事が一番になってしまう。

物覚えが悪いせいで、今使っている書類でさえも、パソコンと机の周りは、山積みである。

同時に作業できるのは、一つの仕事しかできないのであるから、机の周りには、それだけを置けばすっきりとするのに、未だにそれができていない。呆れるばかりである。

断捨離を教えてもらい、毎日うまい料理を作ってくれる次女には大変感謝しているが、そうかと言ってこの片付けの優先順位について次女の希望には答えられない。

せめて、できるだけ効率的に、次女の希望分を含め、早く実現することで勘弁してもらうこととする。

posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 10:22| Comment(0) | 11 所感

2021年08月14日

歯科口腔外科


先週8月7日(土)、右上1番の歯が根元近くから折れた話をした。

それとは直接の関係はないようであるが、一昨日から下の歯茎が強烈に痛み出し、腫れている。我慢できなくなり、罹り付け歯医者が盆休みであるので、休診ではないことを確認してその日に厚生病院の歯科口腔外科に行った。

簡単な診察と問診があり、その指示で血液検査の後、レントゲンとCT撮りである。これに約1時間を要し、再び診察を受けたが、何も措置をしない。直ぐに抜けてしまった仮差し歯の措置も、抜けた仮差し歯を持参している旨話したが、罹り付け医に措置してもらえといわれる。罹り付け医を持っている患者に対する大病院の対応は、原因究明と投薬だけであるのか。

痛み止め2種類と炎症解消の抗生物質を出してくれた。院外薬局で聞くと、痛み止めが効きだすのは約30分後だというので、服薬用の水はあるかと聞くと自販機の隣にあるという。

3種類ある薬の内今すぐ飲むのはどれかを確認して即座に服薬した。これで一安心ではあるのだが、実は、その前に痛みを堪えて一仕事した。

この病院のパンが特別においしくて、同居の次女や孫も好きであることを知っていたので、院外薬局に行く前に、全て違った種類のパンを一人当たり2個ずつ買ってから院外薬局に向かったのである。

はじめて知ったのだが、この売店の隣には、製パン工場が隣接していて、途中の売り切れはないようである。価格は、少し高めだが全てのパンが非常にうまい。

パンはさておき、お陰で、昨日は、決まりどおりの服薬をして、歯茎の痛みは、小休止。本格的に治療をするのは、矢張り罹り付け医になるらしい。

CT等の画像診断の結果、原因は、左下奥から2番目の歯の根っ子らしい。罹り付け医の予約は、8月18日(水)である旨告げると、その前に当院に1度来てほしいと言われた。

勿論、行く積りで8月17日(火)に予約してきたが、何のために行くのかは見当もつかない。

大病院は、待ち時間だけでも大変であるが、お陰様で、本日も苦痛から逃れられている。改めて健康の大事さを噛み締めている。

posted by 326261(身にロクに無い:身に付いていない:電話番号!!) at 11:01| Comment(0) | 15 健康